2000~Solo works
2001年~2006年 |
2001年スコットをリスペクトするジャービス・コッカ‐のたっての依頼でパルプのアルバム「We Love Life」をプロデュースする。全英6位まで上がるヒットとなる。
2003年スコットにQ誌から特別賞が贈られる。長年にわたりポップス界に貢献してきた労に報いるとのことで、表彰式の模様はYoutubeの映像で見られたことと思います。華やかな場に戸惑ったかのようなシャイなスコットが印象的でした。 その年「Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」で39位にランクされる。 2004年イギリスのインディー・ロックのレーベル4ADと契約したと伝えられる。その後2006年またまた11年ぶりとなるアルバム「The Drift」を4ADよりリリースする。 全英51位、ベルギー49位、アイルランド80位、ドイツ97位にそれぞれランク・イン。 またこの年MOJO AwardsのIcon Awardも受賞している。 同じくこの年アルバム「Plague Songs」において「Darkness」を歌う。 |
30 Century Man |
2007年「The Drift」のレコーディングの模様も収められた映画「30世紀の男」がスティーヴン・キジャク監督によって2007年作られ、デヴィッド・ボウイがエグゼクティブ・プロデューサーを務めるほか、ブライアン・イーノ、ジャーヴィス・コッカー、レディオヘッド、ルル、スティングなど多くのアーティストが出演し、それぞれスコットに対する思い入れを語っていました。海外ではアメリカでも上映され、注目を浴びたようですが、残念ながら日本においては上映されず、DVDのみとなりました。
10月10日ダンス音楽のオリジナルEP「And Who Shall Go to the Ball? And What Shall Go to the Ball?」をリリース。この間のスコットの創作活動は従来を遥かに超えるペースで行われた。 |
2008年~ |
2008年11月13日から15日にかけてロンドンにおいて「Drifting and Tilting: The Songs of Scott Walker」が開催され、多くのアーティストがスコット・ソングを歌った。
2009年4月3日 Bat for Lashesの2枚目のアルバム「Two Suns」で「The Big Sleep」をデュエットする。 2012年12月スコットはアルバム「Bish Bosch」をリリースする。前作から5年という短い間隔で制作されたが、全英で95位、ベルギーで176位にチャート・インしました。 またBillboard Top Heatseekers で12・13年6位にランクされました。 ( トップ・ヒートシーカーズとは、「Billboard 200において、一度も100位以内に入ったことがない」アーティストの中から順位を割り出すものです) 2014年10月、2年をあけずにSunn O)))とのcollaborative album「Soused」をリリース。 全英30位、アイルランド54位、ドイツ85位、ベルギー190位にランクされる。 またBillboard Albums部門では、Top Hard Rock Albumsで2位、 Top Independent Albums で13位、Top Modern Rock/Alternative Albums で15位、 Top Rock Albums で23位とそれぞれランク・インされています。特筆なのは、The Billboard 200において88位にランク・インしました。たぶん66年以来ではないかと思われます。 2015年「Pola-X」以来の映画「The Childhood of a Leader」の音楽を担当。 |