2016年05月31日 13:28
五月も終わりですが、今年のこの暑さは異常でしたね。
「ジョアンナが恋するとき」で歌われている、爽やかで素敵な五月とは程遠い感があります。
この時期、今から数えて48年前、あの「スコット２」を購入した時を鮮明に覚えています。
当時はＬＰの値段が1,900円ほどしていまして、高校生の自分にとっては本当に高価な買い物でした。
結果、かなり悩んだ末、思い切って買ってしまいました。
今思えばよかったですね。
家に持ち帰って、レコード盤に針を落とすあの瞬間！
夢に見るまで欲しくて、そして現実的にはかなり金銭的に悩んだ末の快挙！
1曲目の「ジャッキー」が流れてきたときの感動は、昨日のように浮かび上がってきます。
このアルバムで、少し大人の世界を覗き見したような、そんな気がしました。
そして、あの頃は爽やかな風に溢れ、柔らかな優し気な木蓮の香りに和みました。
遠い記憶の中で、勝手に美化してしまっているのかもしれないけれど、今よりは良かったかな、なんて。
今日はゆくっりと、大好きな「暗くなるまで待って」でも聴きながら、あの頃に戻りましょうか。